地方|英字新聞『The Japan Times』特集、日本四季テーマ企画
「Japan Times」とは、120年以上の歴史を誇る、国内最大発行部数を持つ英字新聞で、外国人観光案内所をはじめ、交通関係、ホテル、飲食店など様々な場所で手に入れることができる日刊紙です。またオンライン版では、毎月800万PVを超える人気サイトで、およそ7割のアクセスが海外からとなっています。
このJapan Timesでは、年間4回にわたり日本各地の四季情報を届ける「The Best of Japan」特集を発行しています。
2018年の第1回目は、4月発行。続いて、7月、9月、12月と発行する予定で、来年9月、日本で行われるラグビーのワールドカップ時期を視野に入れた企画となっています。開催期間中は、Japan Timesの読者となる英語圏の方々が大勢日本にやってくることが期待されます。また、このラグビーのワールドカップの後にも、東京オリンピック開催が控えおり、「Japan Times」が大々的にインバウンドの企画を立ち上げました。観光情報はもちろん、日本の食、職人、あらゆるも日本の素晴らしいものを取り上げていく予定です。
今回の4月発行の「The Best of Japan」特集は、全国の花見・桜名所・春の祭り等の紹介をテーマとしており、一例として栃木県ページについてご紹介いたします。
2018年4月〜6月末の間、栃木県はJR東日本が取り組むデスティネーションキャンペーンの紹介地として取り上げられていました。それに伴い、栃木県を始めとする各市町が特別な観光キャンペーンを実施したり、日光〜那須間で特別バスを走らせたりとインフラが強化されました。
そこで訪日外国人向けに、キャンペーンの相乗効果が期待できるこのタイミングに合わせて、春の那須(八幡のツツジ大生群)や鬼怒川(夜桜祭り)、足利(大藤)などの栃木の季節情報を掲載しつつ、アクセス情報や施設紹介を行い、Japan timesの配布力と定期的な設置を強みと捉えたインバウンド誘致を図りました。
栃木県ではこれまで、特に観光に力を入れている那須町や日光市の各施設が予算を出し合い、海外のイベント出展やインバウンドメディアへの出稿を実施しています。特に2011年の震災以降、東北の隣県である栃木の観光施設が筆頭となり、インバウンドプロモーションへ力を入れ始めました。その後現在では、市町、そして県などの行政がエリア全体のプロモーションに対して積極的にサポートするようになってきています。
四季折々の風情は、地方の素晴らしい観光資源です。
日本人のみならず、海外からの観光客にもとても魅力的コンテンツですので、国内、海外がタイミングを合わせてプロモーションに力を入れていくことも、相乗効果が期待できる戦略の一つと言えるでしょう。
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