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代理店向けセミナー開催レポート(2026年3月16日)

~インバウンドの今を知り、今後に活かすヒントをお話ししました~

2026年3月16日、当社では広告代理店の皆さまを対象に、インバウンドマーケティングをテーマとしたセミナーを開催しました。

訪日外国人の数・消費額ともに過去最高水準が続く中、企業の関心は「参入するか」から「どう成果につなげるか」へと移りつつあります。今回は、最新の市場動向に加え、具体的なプロモーション手法や事例を交えながら、実務に落とし込める形で情報を共有しました。

インバウンド市場は「戻った」より、「変わった」

JNTOによると2025年の訪日外国人数は4,000万人台に到達し、消費額も約9.4兆円と過去最高水準にあります。一方で、日本国内は人口減少が続いており、その減少分をインバウンド市場がカバーする流れとなってきています。ただし、ここで重要なのは「規模が戻ったこと」よりも、「中身が変わっていること」です。

たとえば、訪日客の傾向ですが

  • リピーター中心の韓国・台湾
  • 癒しや体験を求める東南アジア
  • 長期滞在・体験志向の欧米圏

と、求めるものも情報の取り方も異なります。

一括りに「インバウンド向け」と考えると、ズレが生まれてしまう可能性があります。

こうした変化を踏まえると、どの国をターゲット都市・どのような切り口で発信するのかや、口コミにつなげるか導線の設計などをすることが重要になります。

 

コンテンツとコミュニティをどう組み合わせるべきか

今回のセミナーでは、当社が提供している施策もいくつか紹介しました。

多言語メディアで「行きたくなる」をつくる

当社が運営する多言語メディアJAPANKURUでは、外国人クリエイターが実際に体験した内容をベースに記事や動画を制作しています。
「外国人の自分は、体験を通じてどう感じたか」「何が印象に残ったか」
といった視点が入ることでユーザーにとって、より身近に感じられる内容になります。

縦型のショート動画を活用した施策では、100万回以上再生されるケースもあり、Z世代へのリーチにもつながっています。

 

在留外国人コミュニティで口コミを生み出す

もうひとつのオウンドメディアが、在留外国人コミュニティKorekokoを活用したプロモーションです。

商品体験や座談会、オフラインイベントなどを通じて、実際に使った・訪れた人の声を生み出していきます。

ある観光施設の事例では、コミュニティ投稿に300件以上のコメントが集まり、その後の来訪にもつながりました。全体集客のうち約2割が外国人という結果につながったケースもあります。口コミを生み出すことで、企業からの発信だけでは届きにくい信頼感や共感が生まれ、来訪や購入の後押しにもつながります。

 

代理店に求められる役割も変化している

質疑応答では、「どの媒体を使うべきか」といった出稿先に関する質問に加え、
「クライアントにどう説明すべきか」
「広告と口コミをどう組み合わせるべきか」
といった、施策設計や提案に関する相談も多く見られました。

インバウンド市場への理解度が企業感でも上がっている昨今、代理店に求められる役割も変化しています。表面的な市場説明だけではなく、どのターゲット国へ、どの時期に、どのようなプロモーションをすべきか、より精度の高い提案が求められる段階に入っています。

当社では、多言語メディアおよび在留外国人コミュニティを活用し、実態に即したインバウンド施策の提案・支援を進めています。