コロナ禍以降、日本へのインバウンド観光客数が回復した香港は、アクティブな富裕層と親日のリピーター層が 中心の有力市場として、重要な市場のひとつです。その香港において文化・観光プロモーションに最適な香港最大級イベントが「香港ブックフェア2024 香港スポーツ＆レジャーエキスポ ジャパンパビリオン」です。

■　香港ブックフェアとは？　

香港で最も来場者数の多い一般消費者向けイベントの一つ。当見本市は、本や文具の展示販売に加え、文化、旅行、スポーツ、レジャーなど、香港向けの多種多様なプロモーションの場となっています。

日本人の本離れとは裏腹に、香港では書籍が人気。香港ブックフェアでしか買えないサイン本や限定キャラクター本などを求める方々でにぎわっていました。この度、香港ブックフェアに、香港で人気の日本旅行本を出版している達人天書とAPARTMENT HOTEL MIMARUを運営しているコスモイニシア様と合同で出展いたしました。日本ブースは5Fにあったのですが、今回、1Fの出版社ブースでのご出展となり入口に近い階ということや、ブックフェアのメインブースでの出展ということで、大変活気に満ちていました。

達人天書とMIMARUのコラボレーションブース

APARTMENT HOTEL MIMARUは香港での認知度向上を目的としており、達人天書への広告出稿を条件とし、ブックフェア出展が決まっている達人天書とのコラボレーションが実現しました。APARTMENT HOTEL MIMARUのブースでは、ホテル紹介のほかアンケートなどを実施。ブックフェアでは、はじめは弊社営業日本人スタッフも広東語で、来場者に声掛けをしましたが、片言だからか足を止めてもらえませんでした。しかし、日本アニメのTシャツを着ている人や日本サッカーのユニフォームを着ている親日家に日本語で話しかけると、日本語の挨拶がかえってきて、そこから足を止めてくださる方が多くいらっしゃいました。

達人天書とMIMARUのコラボレーションにより実現した本出展企画

香港貿易発展局（香港の貿易を促進・支援・発展を目的とした設立された準政府機関）の調べによりますと、2024年7月17日（水）～7月23日（火）まで、7日間香港で行われたブックフェアは99万人が入場し、コロナ前の2019年の98万人を上回る盛況ぶりでした。

インタビューを受けた820人の方々は、平均消費金額は前年比4.6％増の912香港ドルで、印刷書籍への年間支出の74％を占めています。また、ブックフェアに参加する主な目的は新しい本を買うこと(55%)、お得に買うこと(53%)、国際的な文化の雰囲気を感じること(30%)となっています。最も人気のジャンルは小説(47%)、漫画(21%)、キッズ・ティーン書籍(19%)、旅行(18%)、文学(16%)とのことです。

ある出版社は、「年度テーマの恩恵を受け、映画・ドラマ系の本がよく売れた。小旅行系の本の売上もよかった。社会の出来事への注目度があがっており、香港をテーマとした本も人気だった」と述べています。また、香港中国旅遊出版社の編集者は、「参加者が過去より少ないが、売上は過去よりうまくいった。特に旅行書籍が人気」と話してました。

日本ブースの様子、民間企業の他自治体の出展が多かった

また、日本ブースでは過去と同じように、5階にブース出展する民間企業や自治体が出展しておりました。鳥取県のブースで、コナンとゲゲゲの鬼太郎とパネルと一緒に撮影ができるほか、ゲームやコスプレもできるブースも出展していました。

APARTMENT HOTEL MIMARUのブースは、弊社と達人天書との関係値により交渉、実行が成立した本施策。弊社は海外のイベント出展のお手伝いも可能です。ぜひ、海外でのイベント出展をお考えの方は、お問い合わせを宜しくお願いします。

＜イベント概要＞ 

■　イベント名：Hong Kong Book Fair 2024 

■　出展：APARTMENT HOTEL MIMARU　と　香港で人気の日本旅行本を出版している達人天書

■　課題及びポイント：インバウンドにおいてアクティブな富裕層と親日のリピーター層が 中心の有力市場である香港の方の〈APARTMENT HOTEL MIMARU 〉のターゲット認知を上げる

■　目標：　チラシの配布およびInstagramフォロー

■　日程：2024 年 7 月 17 日（水）～7 月 23 日（火） 

■　開催場所：Hong Kong Convention and Exhibition Centre 

■　主催者：香港貿易発展局