テーマパーク|絶景もアトラクション!イルミネーション動画で「コト消費」をPR
昨年2018年のインバウンド消費額は、約4.5兆円。その内訳を見ると、約57%を「買い物」「飲食」が占めています。所謂、モノ消費の割合が高いという意味ですね。
政府は、2020年の消費額を8兆円にする目標を掲げている中、期待されるマーケットが「欧米豪」の消費額増大です。それは、彼らが訪日旅行で主に消費する対象が「娯楽・体験」といったコト消費であり、関連施設や観光資源のインバウンドPRの動きが活発になることが予想されます。
その事例のひとつとして、東京の人気遊園地とJAPANKURUプロジェクトが展開するプロモーションを紹介いたします。
事例≫
よみうりランド(東京都稲城市)
http://www.yomiuriland.com/
実施プラン≫
JAPANKURU(多言語コンテンツ)、動画コンテンツ
課題及びポイント≫
課題:
-インバウンドにおける、よみうりランドの認知・イメージにつながるキーワードが必要
ポイント:
①よみうりランドの個性をアピールできるコンテンツとして「桜」「イルミネーション」などの絶景(VIEW)を訴求
②情報コンテンツとともに、興味を誘発する動画コンテンツを同時に発信
実施内容≫
①JAPANKURUのWEBプラットフォームにて「桜」「イルミネーション」「アトラクション」の紹介コンテンツ記事を多言語配信
②イルミネーションイベント「ジュエルミネーション」の動画を制作、YOUTUBEなどWEBチャネルおよび京王電鉄の観光案内所などターゲットの接触ポイントにて配信
訪日外国人が求める日本の娯楽・体験コンテンツは、もちろん「日本でしか味わえない、日本ならではの、日本らしい」体験がメインですが、それが全てとは言えません。普遍的な楽しさの中に日本ならではのテイストがミックスされている、非日常の体験こそが付加価値を持ち、コト消費につながると思います。
よみうりランドには、定番の乗り物系からモノづくりをテーマにした「グッジョバ!!」など個性あるアトラクションがありますが、インバウンドにおいてはアクセスや言語対応などの課題を抱えていました。そのソリューションとして、JAPANKURUが着目したのが「VIEW」でした。
春は桜のトンネルを潜り抜けるジェットコースター、夏はバンジーやウォーターパーク、冬は圧巻のイルミネーション…言葉が通じなくても、日本的な体験がなくても、施設そのもののポテンシャルを最大限アピールすることで話題を作り、来場を促すという流れをつくる。体験施設のインバウンドPRにおけるポジティブな参考事例でした。
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