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グローバルニュース韓国

韓国|円安に乗って日本酒の輸入が過去最大に…中国の2倍

韓国の日本産酒類輸入は、今年第1四半期に過去最大規模を記録し、日本製品不買運動やコロナの影響で落ち込んだ市場が本格的に回復しています。特に日本ビールの輸入が大きく伸びたほか、清酒やウイスキーの需要も拡大し、日本酒類全体の輸入額を押し上げました。円安現象による価格負担の低下に加え、ハイボール人気や日本旅行需要の拡大、日本食文化の定着が重なり、韓国の酒類市場では日本産酒類の存在感が再び高まっています。

 

 

韓国の経済メディア「アジア経済」によると、日本酒の輸入が増え、今年第1四半期の輸入額が歴代最大を記録したことが分かりました。韓日関係の悪化で触発された日本製品不買運動とコロナの余波で急減した日本酒輸入が、円安現象とハイボール熱風、日本旅行需要の拡大に乗って回復したという分析が出ています。

関税庁輸出入貿易統計によりますと、今年1~3月の日本酒輸入量は2万9445トン、輸入額は539億5969万ウォン、3587万5000ドルと集計されました。昨年同期と比べると、輸入量は16.7%、輸入額は20.9%増加しました。中国酒類の輸入額、213億5680万ウォン、1419万6000ドルより2倍以上多い水準です。

輸入規模は、2019年に発生した日本製品不買運動以前の水準を超えました。日本酒輸入額は2019年第1四半期に351億3207万ウォン、2335万7000ドルでしたが、2020年には63億4910万ウォン、422万2000ドルに急減し、2021年にも94億9508万ウォンにとどまりました。当時、コロナ19の拡散で外食市場が萎縮したうえ、韓日葛藤に伴う不買の雰囲気が続き、日本ビールと酒、清酒の消費が大幅に減りました。

日本の酒類輸入額は、2022年第1四半期に165億3890万ウォン、1099万6000ドルへ反騰した後、2023年には282億5874万ウォン、1878万5000ドル、2024年には438億5955万ウォン、2944万6000ドル、さらに446億1907万ウォン、2966万5000ドルへと増加傾向を続けました。今年は第1四半期だけで539億5969万ウォンを記録し、歴代最高水準に上がりました。

品目別では、日本ビールの比重が最も大きくなりました。今年第1四半期の日本ビール輸入額は307億8882万ウォン、2047万ドルで、全日本酒の輸入額の57.1%を占めました。続いて、酒、清酒が114億8359万ウォン、763万3000ドルで21.3%、ウイスキーが41億6348万ウォン、276万8000ドルで7.7%、ワインが5億9111万ウォン、39万3000ドルを記録しました。

特に日本ビールは成長傾向が目立ちました。2022年に103億4071万ウォン、687万5000ドルだった輸入額は、2023年に217億8698万ウォン、1448万4000ドル、2024年に835億3344万ウォン、5551万6000ドル、昨年には1014億9650万ウォン、6744万6000ドルに増えました。同じ期間、オランダとドイツ、中国など主要輸入国のビール輸入額が減ったことと対比されます。中国の場合、2022年の548億0984万ウォン、3644万2000ドルから昨年299億2658万ウォン、1990万5000ドルへ45.4%減少しました。

酒とウイスキーの需要も増えました。日本酒は輸入額が2022年の285億9535万ウォン、1898万5000ドルから、昨年には418億8160万ウォン、2784万1000ドルに増加しました。同期間のウイスキー輸入額も、6億2409万ウォン、41万4800ドルから158億8329万ウォン、1056万ドルに増えました。近年、国内外食市場で居酒屋など日本食文化が大衆化したうえ、ハイボール熱風が続き、日本産酒の消費が拡大しているということです。

円安現象も影響を及ぼしたようです。日本旅行に行ってきた消費者が現地で接した酒類を国内でも求める需要が増えたうえ、円安で価格負担が低くなり、日本酒消費が自然に増加したという分析です。

日本酒を輸入して流通する企業の実績も肯定的です。サッポロ・エビスビールの国内輸入・流通を引き受けたエムズベバレッジは、昨年の売上高が前年の444億ウォンより48%増加した657億ウォンを記録しました。

酒類業界関係者は、「不買運動当時だけでも日本ビールを扱わない食堂や流通チャネルが多かったですが、最近は消費者の拒否感が消えました」とし、「特に若い層を中心にハイボールと日本酒消費が日常化し、日本酒市場が大きくなっています」と話しました。


引用元:アジア経済(2026年5月18日配信)
※原文は韓国のニュースをもとに当社で要約・翻訳したものです。