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コラム

純粋な感謝の気持ちで深まった、日本と台湾の「タイムリーな外交」

先日、日本から台湾へ送られた 124万回分の新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。
6月初頭に、JALの輸送機でワクチンが届いてから現在まで、台湾ではとてもホットな話題となっており、台湾政府のみならず台湾の国民のみなさんが日本への感謝の気持ちを様々な形で表現しています。


facebookなどSNSのプロフィールアイコンを変えている人や


あるホテルでは、日本語で「カンシャ」の文字を建物の照明で表したり


また、日本のポップカルチャーの「推しウチワ」をイメージした投稿がSNSで広がっていたりもしました。

併せて、日本と台湾のコミュニティサイトでも「感謝投稿」が増え続けています。

このようなムードの中、今回のワクチン提供の以外なポイントを掴んだインフルエンサーたちの奇抜な投稿もありました。
台湾で有名なある日本専門ブロガーは、ニュースをシェアしながら、「日本旅行が回復したときにはJALで日本へ行こう!」と配信しました。理由は、ワクチンを台湾まで運んだエアラインが「JAL」だったからだとか・・・。

この他にも、ワクチンのパッケージまで注目され、「この保冷技術はmeiji提供」ということが紹介されると、投稿をシェアしている方の中には、「これから日本へ行ったらmeijiのお菓子を爆買いします!」などもコメントもありました。

SNSの盛り上がりとともに、たくさんのメディアや人気TV番組なども感謝の投稿を配信しています。

日本政府は、7月に2回目のワクチン提供を検討しているなど、台湾は今まで以上に親日ムードが高まっています。アフターコロナが可視圏になってきたこの時期に、訪日を備えた台湾向けのアクションには絶好のタイミングではないかと思います。