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セミナー

外国人誘客戦略のインバウンドセミナーに講師として参加

鹿児島南部向け基礎インバウンドセミナー”台湾・香港市場を勉強しよう

グローバル・デイリーは、2017年2月末に鹿児島南部で開催されたインバウンドセミナーに講師として参加しました。
グローバル・デイリーは2016年夏に、「中華圏からの訪日客は爆買いから体験型にシフトしていく? ~現地のプロが、これからのトレンドを解き明かす~」というテーマでインバウンドセミナーを開催した実績があります。
※セミナー詳細については、こちらのページをご覧ください。

本セミナーでは、セミナー主催地域の誘客戦略のターゲット国としている香港・台湾のインバウンド市場に詳しい外国人スタッフが講師として招かれました。

セミナー様子

■グローバル・デイリーが担当した講演内容
基礎インバウンドセミナー
香港・台湾市場に関する講演を実施しました。
・香港人と台湾人の旅行に対する考え方や習慣
・九州に対するイメージや旅行先として九州を選ぶ理由
・香港人と台湾人にアピールした方がいい鹿児島南部の魅力について
・香港と台湾向けの宣伝プロモーションの戦略

受講者の方は、主に観光施設やホテル、酒蔵などの関係者が多く、
気になるポイントとして質問に上がったことは、「言語対応への対策」や「鹿児島南部の打ち出しポイント・場所」、「ウェブプロモーションを行う際の打ち出し方法」などでした。

■九州のインバウンド市場

九州の外国人入国者数の推移(2016年)

セット

出典:法務省出入国管理統計

2016年の外国人入国者数は3,721,122人に達し、2015年の2,832,384人と比較して31.4%増となりました。
国別に見てみると、韓国がおよそ半数の割合(船舶観光上陸を含まない)を占めており、香港は上位国の中でも一番の前年比伸び率を記録しています。

■九州に訪れる外国人が好調に伸びている要因
(1)継続的プロモーション(パワーブロガー・有力メディア招請など)
(2)受け入れ環境整備の強化(ビザ緩和・免税対応・Wi-Fi・言語対応など)
(3)LCC就航増便やクルーズ船寄港増

これまでは、韓国が一番多くの外国人入国者数を占めていましたが、中国発のクルーズの増便により、2016年の12月は航空機と船舶観光上陸を併せて中国が初めて1位を記録しました。
今後、海外からの直接的なアクセスが増え、ますます外国人入国者が増えていくことが予想されます。

出典:国土交通省九州運輸局 資料
出典:日本政府観光局(JNTO)

現在東京は、訪日外国人が最も訪れている都市で、他の地域に比べ成熟していると言われています。
地方のインバウンドへの対応・知識は、東京と比べるとまだ始まったばかりの段階である印象を受けました。外国人の特徴や海外旅行のトレンド、プロモーション方法、外国人観光客の受け入れ態勢などの知識を、もっと地方にも届けていく必要があります。地方はインバウンドの可能性が非常に高いため、これまでグローバル・デイリーが積み重ねてきた実績や知識で、外部の人間だからこそ気づくその地方の魅力を発見し、インバウンドのノウハウ向上をサポートし、地方へ共有していくことが重要だと感じました。