【中国 】 在留KOLによるライブコマース
新型コロナウィルスにより、インバウンド消費自体がほぼストップしている今、そのニーズがオンラインへと移行し活況を見せているのが「越境EC」市場ですが、その中でも飛びぬけて注目度や成長が著しいジャンルが「ライブコマース」です。
中国のB2CーEC市場規模とEC化率の拡大予測(単位:兆USドール)

Image source : ECのミカタ
中国ライブコマース市場規模の推移

Image source : EC Data Lab
♦ライブコマースとは、インフルエンサー(KOL)など影響力の大きい人がライブ動画を配信し、視聴者はリアルタイムに質問やコメントを送りながら商品を購入することができきる新しいeコマース(電子商取引)の形を言います。
既存のインバウンド業界では、実際の訪日外国人、特に中国の消費者をターゲットとする「オフライン」販売が主流だったため、越境ECへのシフトにはかなりの負担があるのも事実。サイトもしくはプラットフォームに店舗を立上げ、多言語対応や広告・マーケティングなどの準備を整え参入することは、コストやタイミング的にハードルが高いのが実情です。
そんな意味でも「ライブコマース」は、、今できるECの展開としてメリットの高いジャンルといえます。
ただ、すでにこの市場も様々な業種の商品が進出しており、競争も激化している中、どうやって認知度を図り、消費者を集めればいいのかという課題があります。
そこで登場するのが、「在留中国人インフルエンサー」です。

Image source : 法務省
日本に住む約282万人の外国人のうち、約3割(78万人)を占めるのが在留中国人です。
彼ら自体も、大きな消費ターゲットとなりますが、訪日中国人のニーズやトレンドを誰よりも明確に把握している「インフルエンサー」でもあるのです。
日本に住んでいる同世代の消費者が、実生活で使っている商品をレビューし、それをその場で購入できるということは、ライブコマースのコンテンツとして最適であり、話題性や訴求力の強いマーケティングでもあります。
このような「在留KOLによるライブコマース」を実施した、グローバル・デイリーの事例を下記にまとめてみましたので、是非ご参考下さい。

image source : 中国人女性コミュニティ-創業者 李さんのライブコマース中継イメージ
【クライアントの課題】
新型コロナウイルスによりインバウンドの需要がなくなり、売上が減少。最も大きかったのが中国人による売上。まだまだインバウンド需要が望めないので、ECでの売上や在留外国人の来店を伸ばしていきたいというのがクライアントの課題でした。
【提案内容】
日本に来れなくなった中国人の売上を取り戻すために、中国人向けのライブコマースを提案させていただきました。ただライブコマースを実施するだけでなく、弊社ならではの提案をこれまでの人脈や取引先と連携し取り入れさせていただきました。インフルエンサーが商品を紹介するライブコマースの視聴者は、日本に住んでいるソーシャルバイヤーを中心に集め、さらに、限定クーポンを発行し、そのクーポンをソーシャルバイヤーコミュニティーにて拡散する流れを作りました。これにより、在留中国人を日本の店舗へ誘導することができ、国内の消費を促します。
【結果】
ライブコマースでのECの売上、在留中国人の店舗への来店増により、今回の施策にかかったプロモーション費用の10倍以上の売上を記録することができました。クライアントさんからは再度実施したいという声もいただいています。
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