2016年の中国人出国人数は1.22億人 日本の総人口とほぼ同じ
中国の大手旅行予約サイト「Ctrip」と調査会社「中国旅行研究院」が2016年の出国中国人の人数調査を発表した。それによると、2016年に出国したことがある中国人の客数は2015年より4.3%の増で1.22億人になっており、日本の人口とほぼ一緒である。収入の増加やビザの緩和などの理由で、2017年の出国中国人はにさらに増えると予測されている。また、人気の旅行先としては、タイや日本、韓国、アメリカ、モルディブが上位になっている。消費額が最も高い都市としては、ソウルやバンコク、東京、大阪、シンガポールの順になっている。子供を連れてテーマパークに旅行をする人も増えているため、香港ディズニーランドやシンガポールのUSSも2016年一番人気な観光スポットのトップ10に入っている。
また、英紙「PYNMTS」によると、旧正月の間にロンドンを訪れる中国人の消費額が15.6億円になる可能性が高いと予測されている。クレジットカードで買い物をする金額は普段より40%の増で、特に百貨店やブティックなどの店舗が一番良い影響を受けると予測されている。博物館や美術館などの文化体験にかかるお金も27%増と推測されている。
上記の状況を見ると、中国が各国のインバウンドにおいて重要となっているのが、改めて理解できる。ただ、2016年の訪日中国人は全体出国人口の5%しか占めていない現状を考えると、日本のインバウンドにおいて、中国市場の可能性はまだまだ高いといえるだろう。
編集者:オスカー チャウ
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