2016年訪日外国人人数は過去最高の2400万人超
JNTOが2016年の年間訪日外国人人数を発表した。2015年より2割増の2400万人になっており、過去最高だった。中国や韓国、台湾、香港などからの観光客は好調だった。中国の大手旅行予約サイト「Ctrip」が12月に発表した「中国人出国報告(人民幣匯率與出境旅遊報告)」によると、2016年1月~11月には中国人が一番訪れた国はタイ(約900万人)や韓国(約800万人)、日本(約600万人)になっているという。旅行先として、日本は中国人に人気が高く、今年はさらに伸びると期待できるだろう。
また、JNTOによると、海外プロモーションや新たな航空路線の設置などのため、マレーシアやインドネシアなどの東南アジア各国からの観光客も大きく増えている。2016年1月~11月の間では、伸び率が約26~30%になっている。現在、日本のモノが東南アジア各国で流行っており、市場規模拡大の可能性が高いため、現地に進出する日本企業も増えている。例えば、今月上旬から東急ハンズはクアラルンプールの繁華街にある、「Fahrenheit88」というショッピングマールで、ポップアップストアを設置している。現状を考えると、2017年には中国以外にも、東南アジアでインバウンドへの重要性が増すだろう。
編集者:オスカー チャウ
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