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訪日外国人の不満点第1位!日本の通信環境問題
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日本を訪問した訪日客の多くが日本のWi-Fi通信環境の悪さに不満を持っている。
海外のように無料で利用できるWi-Fiサービスが少ないことなどが背景にあるようだ。
総務省と観光庁が今年1月に発表した「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関する現状調査」によれば、
「旅行中困ったこと」の回答で、一番不満点としてあがったのが「無料公衆無線LAN環境」(46.6%)だった。
次いで、「施設等のスタッフとコミュニケーションがとれない(英語が通じない等)」(35.7%)、「多言語表示(観光案内板等)」(20.2%)、「多言語地図、パンフレットの入手場所が少ない」等が続いている。
こうした状況の中、国内の通信事業者は競って訪日客向けの通信サービスを展開して始めている。
例えば、Wi-Fiルーターのレンタル事業を展開するエクスコムグローバル社(本社・東京都渋谷区)は、
訪日外国人向けのモバイルデータサービス「JAPAN Wi-Fi」を1月からスタートさせた。
国内の主要空港ではSIMカードも販売し、急増する訪日客を対象とした通信サービスを強化していくようだ。
Wi-Fi環境については、空の玄関である空港や宿泊ホテルでの整備は順調だが、
鉄道や商業施設のほか、観光案内所、観光スポット、街中での普及度は低く、
2020年までに整備を整えることが急務となりそうだ。
編集者:小池 泰史
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