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円高は香港と台湾の観光客にどんな影響を与えるだろう?
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英国の欧州連合(EU)離脱で、円高が進んでいる。訪日客にどんな影響を与えるだろう。香港では、円高が続くのを心配するため、円を買っておく人がいる。先週、香港にある有名な外貨両替店「百年」には円を買いたい市民が開店前にすでに集まり、行列ができた。繁華街尖沙咀(地名:チムサーチョイ)にある外貨両替店の店長によると、英離脱が決まってから、お客様は20%も増えてきたという。理由としては、円を購入するためだそうだ。その中には、下半期訪日する予定があるため、円を買っておくという人がいた。また、為替が「100円:8香港ドル(現在約100:7.5)」になるまでなら、まだ納得できると述べる人もいた。
また、円高でも、日本は台湾人に最も人気な観光先なのは変わらない。旅行サーチエンジン「Skyscanner」の統計によると、今台湾人が夏休みに最も訪れたい町は東京、大阪、沖縄だ。上記を見ると、香港人と台湾人も日本への関心度が高く、円を買っておく動きもあるため、円高が訪日の意欲に与える影響はしばらくの間はさほど問題ないだろう。ただし、円高が続けば、消費欲が減ってしまうと予測できるため、今後の為替の推移に注意しなければならないと筆者は思っている。
参考:
明報(香港新聞) 2016/06/24
自由時報 (台湾新聞)2016/06/29
編集者:オスカー チャウ
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