ホテル不足が深刻 観光庁が対策を検討中
訪日客の急増に伴い、東京、大阪などの都心部のホテルの予約は困難となっている。現在の訪日客の増加の勢いを考えると、2020年に訪日客数は2500万だった場合は、全国のホテルで1万室分の客室が不足になる、とみずほ総合研究所は予測している。しかも、政府は今訪日客数の目標を4千万人に引き上げたため、より厳しくなる可能性が高いそうだ。
ホテル不足を解決するため、観光庁は現在対策を考えている。観光庁によると、今ホテルの繁忙期でも利用されていない部屋もある。理由としては、ホテル自社サイトでしか予約できないためだ。宿泊予約サイトではなければ、旅行者にとってはアクセスしづらいため、予約は不便といえる。観光庁は、今後宿泊予約サイトに登録するための、手数料の一部をホテルに補助するなどの対策を検討している。今夏の旅行シーズンに、東京や大阪などの大都市圏で実証実験を行う予定だ。同時に、国土交通省も今ホテルの容積率を緩和することを検討している。より多くの訪日客や国内客の需要を満たすため、ホテル不足を解決しなければならない。上記の施策を通過すれば、ホテル不足の問題は緩和できると期待が持っている。
参考:産経West「訪日外国人客急増で大阪・京都の客室不足深刻 予約困難、料金も上昇傾向」2016/04/09
http://www.sankei.com/west/news/160409/wst1604090066-n1.html
産経「“爆泊”でホテル不足深刻! 隠れた空室発掘へ観光庁が対策 補助金も検討」20160410
http://www.sankei.com/life/news/160410/lif1604100022-n1.html
編集者:オスカー チャウ