2019年・1クールの訪日外国人数は4.4%増、約1098万人(JNTO)
日本政府観光局(JNTO)は5月21日、日本を1~4月に訪れた外国人旅行者は推計で前年同期比4.4%増の1098万500人だったと発表しました。
最多は中国で、10.2%増の289万5400人、2番目に多かった韓国は4.4%減の264万7400人、次に台湾が1.0%減の159万3200人と続きました。
4月単月の訪日客は前年同月比0.9%増の292万6700人で、月間過去最多を更新しました。
全体的な訪日旅行者数増加の一方で、インバウンドBIG3のひとつである韓国の訪日が減少した背景としては、GWを控えた4月の訪日旅行商品の価格高騰や、韓中関係の改善による韓国人の訪中旅行の回復、ベトナムの旅行ブームなど渡航先の多様化などが挙げられます。
伸び率で見ると、ベトナムが30.3%増の17万8000人、タイが19.4%増の51万2700人と東南アジアの増加が目立つ中、イタリア(17.7%)、ロシア(17.2%)、アメリカ(15%)など欧米圏の伸びも観察されます。
このペースで行くと、今年も訪日外国人数は昨年に続き3000万人越えを見込めるとのことです。
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