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化粧品「爆買い」が押し上げ、百貨店売り上げ増
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百貨店大手4社が2日発表した10月の売上高(速報値)は、全社が7か月連続で前年の実績を上回った。
中国で「国慶節」に伴う大型連休(1~7日)があり、中国人客による「爆買い」が全体を押し上げた。
各社の売上高は、高島屋が前年同月比6・6%増、大丸松坂屋が4・5%増、三越伊勢丹が3・4%増、そごう・西武が3%増となった。訪日外国人の来店数が増え、免税品の売り上げはそれぞれ2倍前後に拡大した。
特に好調だったのは化粧品だ。化粧品などの消耗品が免税対象になってから1年が経過し、外国人への周知が進んだ。三越銀座店が9月に化粧品の売り場を約3割拡大するなど、各社は対応に追われている。
銀製の湯沸かしといった単価の高い日本の伝統工芸品も訪日客の人気を集めた。
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