上智大学 法政大学の学生による企業向けの合同プレゼンテーション DACグループが協力
先日の上智大学で登壇した、「現代キャリア開発論」の特別授業のセミナーにおいて、参加した学生に出された課題に対して、上智大学と法政大学の学生による合同プレゼンテーションが行われました。
上野本社で開催されました
まず、DACグループがどういう会社なのかを学生に知っていただくために、DACグループの会社案内のため各社を回りました。総合広告事業を担う株式会社デイリースポーツ案内広告社や、求人広告の代理店 株式会社ピーアール・デイリー、観光ソリューション事業を受け持つ株式会社デイリー・インフォメーション、インバウンド広告を担当する株式会社グローバル・デイリーと回っていきました、実際に仕事しているところを見学してもらい、社内の雰囲気や仕事の内容を理解してもらいました。
グローバル・デイリー 社内見学の様子
見学が終わるといよいよ、合同プレゼンテーションです。事前に出されていた「インバウンド広告ビジネスの様々なリスクに対するリスクへッジ策は?」という課題に対し、3チームに分かれ学生らしい着眼点でのアイデアあふれるプレゼンテーションが行われました。
【発表概要】
・上智大学「インバウンド広告ビジネスのリスクヘッジ」
リスク:円高時のインバウンド需要、観光の都市集中
対策:地方とつながるSNS
・法政大学「なんちゃって!ヨーロッパ旅行~海外に行きたくてもいけない大学生~」
リスク:オーバーツーリズム
対策:日本人金欠大学生の海外旅行需要を、日本のヨーロッパ風の名所観光に誘致する
・法政大学「やすまる熱海」
リスク:オーバーツーリズム
対策:スローツーリズムを通じた熱海観光の魅力再発見
「やすまる熱海」を発表してくれたチームはターゲット分析で最近の生活を象徴する時間にまつわる言葉で「ばたばた」という言葉が2年連続1位なことをあげ、忙しい生活を送っていることを分析し、忙しい現代人にこそスローツーリズムがおすすめであるという発表をしていました。言葉からターゲットを分析するという新しい着眼点で企業側の我々も新鮮な発想に驚かされました。発表後は弊社 ジュリ、デイリー・インフォメーションの妻木、人事部 川崎と伴がDACグループの審査員として、プレゼンについて広告業のプロとして意見を出していきました。学生側からは「アイデアをただ出すのではなく、消費者目線になっていたので、企業目線で物事を考えることが大切だと痛感しました」という声をもらいました。
企業でのプレゼンは初の学生さん 緊張が伝わってきます
そのほか、「企業に向けての発表は緊張しましたが、とてもいい経験になりました」「ターゲットを明確に提示したほうがより良くなるアドバイスを受け、今後の参考にしようと思いました」「発表時の話し方やPREP(要点、理由、例え話、結論)法の必要性を痛感しました」など、今回の合同発表会を経て、成長を遂げた学生たち。PBL(Project Based Learning: 課題解決型学習)の一環として実施された本プレゼンテーションは、企業の課題を調査・発見し、解決策を提案という実践にも活用できる力を身につけられたのではないかと思います。
グローバル・デイリーは今後も大学との連携をし、次なる世代の人材育成に実践的な学びの場を提供することで、貢献していきます。