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コラム

中国向け人気SNS「RED」を活用するには?ーコンテンツPRで“刺さる投稿”を生むための6つのTIPS

 コンテンツPRで“刺さる投稿”を生むための6つのTIPS

中国市場におけるPRで近年特に存在感を高めているSNS「RED(小紅書)」
商品レビューや旅行体験、買い物記録など“リアルな体験”をベースにした投稿が人気を集めており、企業にとっても重要なタッチポイントとなっています。しかし、ただ商品写真を載せただけの投稿では、現地ユーザーの心には届きません。
まずは「刺さらない=NG投稿」の傾向から見てみましょう。

 

❌ ありがちなNG投稿(刺さらない例)

  1. 商品単体+パッケージ画像+商品名だけ → 内容が広告感満載で、スルーされやすい。
  2. 地味なタイトル+淡々とした紹介文 → クリックされず、読まれない。
  3. ブランド内の連合投稿 → 同じブランドの商品ばかりではリアリティに欠ける。
  4. ドラッグストアの棚の前で撮っただけ → 手軽に見えるが、雑多で生活感がなく、共感を得づらい。

刺さる投稿へ変えるためのTIPS 6選

TIP①:1商品でも“生活感ある写真+言葉”で印象づける

商品の“中身”や“使っている瞬間”を映したディテール写真が有効です。
あえて正式名称を出さずにストーリーで引き込むのがコツ。
例:ファンデーションよりもっとやばいやつが!!(下記画像)

TIP②:タイトルに刺さる“共感キーワード”を盛り込む

「年間10回日本に来ている私が教える攻略法」など、経験者としての視点が入ったタイトルは信頼感が高く、読者の興味を引きやすいです。
「国内で高いが日本でも安い」「旦那が日本から44個も持って帰った」(下記画像)

TIP③:“本当の連合投稿”で自然な比較&提案を

あえて複数ブランドの商品を並べ、比較や選び方のポイントを加えることで、広告臭を消しつつ価値ある投稿に。人気商品の組み合わせで検索流入も狙えます。

TIP④:リアルな“購入→体験→感想”が詰まった投稿

ホテルのベッドに商品を並べて撮影したり、それぞれ使った感想を一言ずつ添えることで、信ぴょう性と生活感がアップします。
「買ってよかった」ではなく、“どこでどう使ってどう感じたか”が重要。

TIP⑤:問いかけから始める“質問投稿”

「日本で買っておけばよかったモノは?」「逆に買わなくて後悔したモノは?」など、ユーザー参加型の質問形式はコメント数が伸びやすく、拡散力も強いです。

TIP⑥:ヒット記事を“自分化”してリライトする

バズっている投稿の構成や流れを参考にし、自分の言葉・写真・体験でアレンジするのも1つの手です。
また「日本人の友達に聞いてみた」など“外の視点”を加えると、説得力が倍増します。


REDでは「体験」×「共感」×「具体性」が鍵。
商品を“どう買ったか”だけではなく、“どう使ってどう感じたか”までが大切だそうです。
NG例を反面教師にしながら、バズりやすい投稿の型を取り入れていきましょう。


なお、当社が最近実施したセミナーでは、実際にREDを活用した美容・健康ジャンルの成功事例や投稿ノウハウも詳しく解説しました。
👉 セミナーレポートはこちら: 中国向け美容・健康PR戦略セミナー開催レポート|REDインフルエンサー起用の実践ノウハウと成功事例を紹介

このコラムを書いた人

金 プロフィール写真

グローバル・デイリー / 広報部
韓国出身。旅行業やマーケティング会社の運営を通じて、インバウンドに関わる企画・販売・情報発信まで幅広く携わってきた。 実務で培った視点をもとに、現在は自治体や企業向けに、海外向けコンテンツの制作やセミナーを通じて、インバウンド施策を支援している。

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