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訪日外国人向けの最新「電子サービス」とは?

訪日外国人がもっと快適に旅行できるように、日本では、彼ら向けの「電子サービス」が増えている。京都市では、3月1日より、訪日外国人向けのタクシーの配車アプリを導入し始めた。京都市を訪れる外国人は、GPSを通し配車アプリを利用すると、どこでも英語や中国語などの外国語に対応できる乗務員のタクシーを呼び出せる。また、羽田空港国際線ターミナルでは、2月20日から、海外通貨を電子マネーなどに交換できる「ポケットチェンジ」という専用端末を設置している。ユーザーは余った日本円や米ドル、中国元などの紙幣や硬貨を、楽天EdyやLINEギフトコードなどのサービスに交換できる。日本語や英語、中国語、韓国語にも対応でき、日本人だけではなく、訪日外国人の利便性向上を図っている。

日本だけではなく、世界でも、ツーリズム向けの「電子サービス」が増加している。中国政府は、デジタル技術を活用した「スマートツーリズム」の実施を計画している。2020年までに、すべての主要な観光地にWi-Fiの導入や電子ツアーガイドを導入する予定だ。ホテルの予約やチェックイン、交通料金の支払いなどが、すべてスマホで手続きが行えるように、取り組んでいるようだ。

上記を見ると、ツーリズムにおいて「電子サービス」の実施は世界中のトレンドになっている。観光客の利便性を向上させるため、今後、どんな新しい電子サービスが開発されるのかに注目したい、と筆者は思っている。

編集者:オスカー チャウ