2003年日本政府の「観光立国宣言」と同時に実施された「ビジットジャパンキャンペーン」とともに、訪日外国人誘致(インバウンド)プロモーション事業を開始。広告業界の中では、パイオニアとして実施して参りました。その後、2013年12月にグループ内独立し、法人を設立。15年間、インバウンドへの取り組みを専門的に行って参りました。そのノウハウを武器に、2018年「ベトナムホーチミン」に進出。日越のインバウンド&アウトバウンドを第一プロジェクトと捉え「東京2020」を皮切りに、訪日インバウンドカンパニーからグローバルクロスバウンドカンパニーへの転換を実行して参ります。
当社が事業領域として捉えている、「グローバルツーリズム市場(国際観光市場)」について、世界の経済を牽引する市場であると考えています。インターネット(OTA)や航空・鉄道などキャリアによる直接売の拡大、各国インバウンド客の急増など、国際旅行産業は大きなパラダイムシフ トを迎える中で民泊解禁、シェアリングエコノミーの 浸透、国際問題の勃発など、数年後の国際旅行市場の予測は非常に難しい時代になっています。このような激動期だからこそ、各国旅行者のインサイトを把握した、“マーケティング”が重要となります。
当社は、現在保有している自社の強みである「Japankuru事業」を、プラットフォーム事業へ昇華させ、伝わる多言語のコンテンツ力を活かしながらIT技術を取り入れ、グローバルツーリストのインサイトをデータベース化していく事が、今後の事業戦略策定の大きなヒントになると確信し ています。 従来型の、大量仕入→大量販売のビジネスモデルは、「コモディティ化」が進む今日では、これ以上の大幅拡大は期待できません。国際観光業が日本の地方地域を中心に、日本の基幹(リーディング)産業とな るためには、従来の国際観光産業の知見をベースに、ITをはじめ他産業や地域と連携し、新しいビジネスモデル(イノベーション)を確立(日本の地方と海外の地方連携)し実行していく力とノウハウが、当社の強みです。