訪日外国人旅行者数 5月での過去最多
先月、日本を訪れた外国人旅行者は、円安が続いていることや海外と地方空港を直接結ぶ航空路線が増えていることなどから164万人余りと、5月としてはこれまでで最も多くなりました。
日本政府観光局によりますと、先月、日本を訪れた外国人旅行者は推計で、前の年の同じ月より49.6%増えて164万1800人となりました。

これは5月としては統計を取り始めた昭和39年以降、最も多く、単月としても過去2番目に多い水準です。
国や地域別では、中国からの旅行者が2.3倍に増えて38万7200人、次いで台湾からの旅行者が20.5%増えて33万9700人、韓国からの旅行者が61.5%増えて31万5400人となっていて、台湾や香港、インドからの旅行者は1か月として過去最高を記録しました。
例年5月は、4月の桜のシーズンと、夏休みシーズンの間で、旅行者が伸び悩む傾向にありましたが、好調な背景には円安が続いているほか、海外と地方空港を直接結ぶ航空路線が増えていること、さらに芝桜やチューリップなど花の観賞を目的にした旅行者が増えていることなどが挙げられます。
日本政府観光局は「東京や大阪では宿泊施設の稼働率がかなり高い状況になっている。今後は地方の魅力をもっと海外に発信して分散を図っていきたい」と話しています。
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