訪日中国人のビザ規制さらに緩和へ その背景とは?
日本政府は、中国人観光客に対するビザ要件を、さらに緩和しようと検討している。有効期間中に、何度も訪日できる「数次ビザ」の年収制限の引き下げを考えているようだ。理由としては、訪日中国人のリピーターが増えており、さらなる訪日客の増加につなげたいからだという。外務省は所得制限の金額を公表していないが、旅行業界は現在の400万円程度から300万円程度まで下げると予測している。

近年、「日本」は中国人の人気観光地となっており、訪日中国人の数は2011年の104万人から2016年には637万人まで増えている。中国の大手旅行予約サイト「Ctrip」が新たに発表した「2017年中国観光客の旅行意欲調査」によると、日本は中国人が最も訪れたい国となっているようだ。次いで、タイやアメリカが人気のようだ。また、中国人の旅行意欲も非常に高く、同調査によると、98%の中国人が今年海外旅行をしたいとのことだ。こうした現状を見ると、今後も訪日中国人は増え続けると期待でき、それに伴い、上記のようなビザ緩和の必要性も増すだろう。
編集者:オスカー チャウ
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