「ジャパンウイーク」がニューヨークで開催 アメリカ人からの評判が悪かった理由とは?
JNTOは3月8日~10日に、ニューヨーク市マンハッタンの中心にある「グランド・セントラル駅」で、アメリカ人向けの旅行フェア「ジャパンウイーク2017」を開催した。日本の文化や魅力をアメリカ人に発信するために、駅内で「禅の庭」を再現し、旅行情報のブースを出展した。昨年は、たこ焼きや抹茶アイスなどの食べ物を販売するブースもあったため、23万人が来場したようだ。今年の来場者の数字はまだ発表されていないが、アメリカにある大手口コミサイト「yelp」では、「ジャパンウイーク2017」に対して「悪くないが、良いとは言えない」や「凄く失望した」、「見るところがあまりなかったから、5~10分くらい回ってもう帰った」などのコメントが書かれている。このようなコメントが書かれた理由としては、昨年のように、食べ物のブースがあまりなく、旅行のチラシを配布するブースが多かったからのようだ。
「ジャパンウイーク2017」の例から考えると、アメリカ人に上手く日本の魅力を発信するためには、「和食」というキーワードが欠かせない、と筆者は考えている。JNTOによると、2016年の訪日アメリカ人は、2015年より20.3%増の124万人になっており、訪日外国人数の5位になっている。日本のインバウンドにおいて、アメリカの市場は非常に重要であるため、彼らを誘客できるように、戦略をもっと深く考えなければならない、と筆者は思っている。
編集者:オスカー チャウ
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