2016年上半期訪日客は初めて1,000 万人以上 国際環境も後押し?
JNTOは2016年6月訪日客数を発表した。人数は6 月として過去最高となっており、前年同月比 23.9%増の 198 万人だった。中国は4 月から 3ヶ月連続で 50 万人台を超えており、台湾、香港、アメリカも単月として過去最高を記録した。1月~6月の累計人数は前年同期比 28.2%増の 1,171万人となっており、初めて半年で 1,000 万人を超えている。上半期にマレーシアやインドネシアなど各東南アジア国の訪日客も30%と大幅に増加している。好調な理由としては、来日のクルーズ船の増加や夏休みの開始、訪日旅行プロモーションなどだとJNTOは推測している。
また、イギリスメディアによると、ヨーロッパでテロ事件が続々と発生しているため、訪欧中国人が減っているという。今年の中国旧正月は繁忙期はずだったが、中国観光客は前年同期比5.4%減少をした。ドイツにある旅行代理店によると、今年6月~8月中国からのヨーロッパツアーの予約も20%~30%に減っている。日本は比較的に安全なので、旅行したい中国人にとっては魅力があるのだろう。10月国慶節や年末年始など長い休みもあり、下半期中国観光客をはじめ、訪日客は継続で増加すると期待できるだろう。
参考:
JNTO
Daily Mail(英紙)
編集者:オスカー チャウ
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