駄菓子が古いは、考え方が古い?
日本の駄菓子は国内で伸び悩んでいるが、現在海外で流行っている。お菓子輸出会社「丸川製菓」が販売している「オレンジマーブルガム」は今、サウジアラビア、ヨルダン、イエメンなど中東の国で売れている。アフガニスタンとパキスタンでの売り上げも過去10年間3.5倍に上がっている。また、台湾、中国、韓国に商品を輸出しているチョコレートメーカー「チロルチョコ」は、近年海外の売り上げは毎年30%に増加しているという。台湾のブロガーが紹介されたお菓子「ブラックサンダー」は台湾での売り上げが2014年に6倍も上がった。お菓子会社「やおきん」も海外に進出しようと計画している。今年5月にドイツ・デュッセルドルフで10万人以上も参加した日本イベント「日本デー」や、7月7日~10日フランス・パリで開催した日本文化祭「ジャパン・エキスポ」に出展した。ヨーロッパの市場を狙っているという。実は、駄菓子のように、日本人にとっては古いが、外国人にとっては新鮮なものが多いだろう。今、日本では駄菓子屋が減っているが、インバウンドで復活する可能性があるのではないか、と筆者は思っている。
参考
Nikkei Asian Review(英紙)
編集者:オスカー チャウ
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