新しい訪日客向けの多言語対応サービスとは?
訪日客のニーズに対応するため、多言語の対応サービスを提供する企業が増えている。日本ATMはメガバンクや地方銀行に対し、電話で通訳サービスを提供することを計画している。外国人から問い合わせが来れば、中国語や韓国語やタイ語など7カ国語で対応のサポートをするサービスだ。
通訳者以外にも、ITを利用した多言語対応も増えている。例えば、能や狂言など伝統芸能は、スマートフォンや眼鏡型のウエアラブル端末などITを利用することで、セリフや物語などを訪日客に英語と中国語で説明。今年の9月から、能の主要流派である観世流と宝生流は、インバウンド向け公演を東京で開くことを計画している。NTTコムウェアとコラボし、タブレットで外国人の観客に英語字幕などを表示する。新しいシステムも採用することで、0.1秒以内に字幕も見せられる。来年3月末まで100回程度の公演をすることも考えている。大勢の外国人が日本を訪れる勢いを考えると、通訳者だけでは足りないだろう。上記を見ると、今後、インバウンドでITを利用する多言語対応が大事だと、筆者は思っている。
参考:日経新聞「ATMの疑問、7カ国語で答えます 訪日客に通訳」2016/06/28
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO04114750X20C16A6X1A000/
日経新聞「和の芸能とIT競演で訪日客キャッチ 能:タブレットに英語訳/狂言:眼鏡型端末利用」2016/06/26
http://style.nikkei.com/article/DGXLZO03935400S6A620C1L83001
編集者:オスカー チャウ
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