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在留外国人への効果的なアプローチとは?

在留外国人への効果的なアプローチとは?

現在東京や日本を含め、世界を襲撃している「新型コロナウィルス」により、訪日インバウンド市場のターゲットである各国は入国制限措置を発令。自国民を守るために事実上の、鎖国・閉鎖措置を実施しており、我が国、日本も同様の措置をとっています。
コロナの終息後、訪日外国人の巨大なマーケットが再度動き出すと予測されますが、アフターコロナまでは、国内市場に目を向けた戦略が必要となります。

約300万人・総人口の2%…「在留外国人消費市場」の再発見

グローバル・デイリーは、幅広いクロスバウンド事業の経験をもとにマーケティング活動を行っています。「日本国内の消費ポイント及び消費者像」を調査した結果、「日本に在中している日本国籍ではない消費市場」=「在留外国人消費市場」の再発見に至りました。もちろん、突然出現した市場ではなく、元から存在していた消費市場ではあります。しかしながら、オリンピック需要などで盛り上がりを見せていた、インバウンド市場と比較しますと、優先順位が低かった市場で有ることは間違いありません。

国内需要でありながら、グローバルな波及力を持つ「在留外国人」

在留韓国人街=新大久保、在留中国人街=横浜中華街・池袋駅周辺などが連想される方もいらっしゃるかと思います。在留外国人の市場は、外国人街で繰り広げられる「クローズドコミュニティ」による市場と捉えられているのが現実でしょう。しかし、それはコミュニティの一部に過ぎません。
在留外国人は日本企業のECサイトでのネットショッピングを行っており、現在では巣ごもり需要の上でも、重要なキーパーソンとなっています。

日本語コンテンツでの情報公開でリーチが可能なため、在留外国人へ向けても国内市場との区別がついていませんでした。コロナ終息後の国内市場では、新しい需要が次々と誕生すると言われていますが、その一つとして「在留外国人の消費市場」が確立されることが予想されます。市場の変化に乗り遅れないための、在留外国人ターゲットでの効果的なアプローチについて紹介いたします。

Chapter1:在留外国人は「一石二鳥」


商品やサービスがヒットするポイントとして、コンテンツの「質」と「量」の相互作用による消費行動への誘導があります。海外における日本の消費財に対する「量」のコンテンツにあたる一般ユーザーの口コミにおいて、在留外国人の影響力や信頼度は極めて高いといえます。
彼らの生活拠点は日本国内であるため、すべての消費が日本国内で行われます。また、在留外国人の消費者に「良い」と思わせることは、彼らの自国の潜在消費者(インバウンド及び越境ECなど)にもポジティブに響きます。
在留外国人による国内の消費と、自国の潜在消費者ニーズを高めるという「一石二鳥」のマーケティング効果を得る方法としておすすめなのが、「在留外国人コミュニティの活用」です。

Chapter2:セグメントされたマーケティング集団「在留外国人コミュニティ」

留学生や就労者、在留就労者の配偶者、長期旅行者など、日本に滞在している外国人は、様々な属性があります。彼らは「国籍」という共通分母からなるネットワークを持っており、そのネットワークから派生するコミュニティは、「ママ友」や「趣味」など多種多様にわたります。セグメントされたコミュニティのWEB上内で情報を共有したり、実際に集まりを開いたりと、強い結束を維持しています。

日本国内のコミュニティもWEBや集まりで交流をとりますが、在留外国人コミュニティの大きな差別化のポイントは、その結束のベースに自国の「国籍」があるということです。
他国で生活している人は、その国の消費者としての恩恵を受けており、できる限り商品のメリットや体験を通して満足したことを自国の人々にも情報として共有する傾向があります。
自分が属するコミュニティへ共有することにより、いずれ日本に訪れたり、輸入されたものの消費をする自国の人々へ「SNS」というコミュニケーションツールを通し、共感できるコンテンツとして発信するのです。

Chapter3:どうアプローチし、活用するのか

在留外国人へのアプローチにおいて、最も重要なキーワードとして
・自己肯定感
・価値のある体験
・役に立つ情報

の3つが挙げられます。

消費者として、商品を満足いくまで使い、その感想を率直に伝えることで、自国の消費者にも影響を与える存在であるため、彼らの口コミは在留外国人のみならず、自国にも拡散されます。
正しい情報を拡散をするためには、在留外国人にしっかりとした「メリット」を提供することがポイントとなります。
特に、中国・台湾・タイなどアジアの在留外国人コミュニティは購買力が高く、現在のような「ステイホーム」の状況下では、消費することで消費を促せる「アンバサダー」として上記3つのキーワードを満たすことができます。
例えば、日本国内のECサイトの利用促進などにおいて的確なターゲットとなります。キャッシュレス化が進んでいる東アジア各国のEC環境に慣れている在留外国人が、日本人向けのECサイトを使ってみたレビューコンテンツは、口コミ拡散としても、マーケティングデータとしても価値があります。
この他にも、オンライン上のイベント、商品の郵送サンプリング、施設の体験談を集約した新しいモデルコースの開拓など、様々な応用が可能です。

おすすめの在留外国人コミュニティー 
■ JAPANKURU SUPPORTERS (JKS)

多言語クリエイティブ・ソリューション「JAPANKURU」のコアファンから結成された、日本に在住する台湾人約1,000名が所属するコミュニティ。
常に日本のあらゆる魅力をSNSやブログなどを通し配信しているオンラインコミュニティで、厳正な審査を通し募集されているため、活動領域が幅広く拡散力も高いです。

活動事例≫

この他にも、グローバル・デイリーでは中華圏、東南アジア、欧米圏の在留外国人コミュニティと連携したプロモーションが可能です。

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