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クラウドファンディング オーバーツーリズム問題を農家の手で解決する-北海道美瑛農家による畑看板プロジェクト

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訪日外国人が3000万人を超える今の日本。
インバウンド市場の急成長の副作用として、最近問題となっている「オーバーツーリズム」に対しどのように対応・解決していくかが、地域社会の課題となっている中、自らのアイディアでプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングを通し実現した、北海道美瑛町の農家の方々による「畑看板プロジェクト」の事例を紹介します。

≪実施概要≫


・プロジェクト名
北海道・美瑛を救いたい!農家と観光客との摩擦をチャンスに変える畑看板プロジェクト

・内容
・美瑛の代表的な観光名所に農地の所有者の氏名を明記した多目的看板を設置
 (All or Nothing方式。目標金額1,000,000円を超過し、プロジェクト達成)
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東アジア諸国からの観光客が急増する中で、美瑛を訪れる観光客はみな、農家の営みである農業景観をバックに写真撮影を楽しんでいますが、べストショットを求めて農地への無断侵入や農道での路上駐車など、農家への迷惑行為が急増し、農業と観光の間に深い溝ができる事態に陥っています。特に、靴についた病原菌などによる農作物の棄損などは農家へのリスクとストレスをもたらす原因となっています。
ほかの観光地や国立公園とは異なり、美瑛の丘の農業景観をつくりだすおのおのの農地は、全て農家が所有している私有地であり、こうした問題は「知らなかった」ことが原因である場合も多く、正しい情報を発信し、理解を得ることで改善することが期待できます。
そこで、代表的な観光名所に農地の所有者の氏名を明記した看板を設置し、農家からの動画メッセージ、このプロジェクトのPRサイト、農家が運営するSNSや農産物のECサイト、農業体験プログラムの予約など、農家とつながる仕掛けをいくつも盛り込み、観光客へのおもてなしの気持ちと感謝のメッセージを伝える看板にする計画です。
看板にはプロジェクトの活動資金を集めるための撮影ポイントの利用料(協力金)を、中国で広く普及していて、日本でも広まりつつある「QRコード決済」にて徴収できる仕組みを取り入れます。

・写真家 中西敏貴氏によるプロジェクトサポート
美瑛を拠点に活動する写真家 中西敏貴氏に応援のメッセージとともに、クラウドファンディングエントリーページの美瑛の写真、そしてリターン商品の提供のおいて全面的にご協力いただきました。
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・J-FUNDINGの役割
J-FUNDINGは、プロジェクト全体の設計およびディレクションを担当するとともに、プレスリリースSを通した情報発信などのトータルサポート活動を実施しました。

・実施結果
総支援者:111名
支援総額:1,115,000(111.5%)
達成までの期間:5日間(2019.5.29時点で残り32日。継続中)

クライアント:
北海道美瑛町
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