外資系ファーストフードチェーンも訪日外国人を狙う?
最近、日本の企業だけではなく、日本に進出している外資系ファーストフードチェーンも訪日外国人を狙っている。日本マクドナルドは、2017年夏から訪日外国人向けに、全国の店舗で「ビザ」や「マスターカード」などのクレジットカードや、交通系電子マネーの支払いシステムの導入を決定している。2018年から、後払い方式の電子マネーも利用できるようにする。日本マクドナルドによると、理由としては、2020年の東京五輪などに向け、訪日客が増え続けることを見据えているからだという。
実は、日本のファーストフードに興味を持つ訪日外国人は多い。日本マクドナルドが毎回新商品やキャラクターを発売すると、香港や台湾などでよく話題になる。例えば、日本マクドナルドが3月17日より、メニューとセットで、販売している「ドラえもんグラス」は、今海外で注目を浴びている。ガラスはドラえもん柄であり、フタはドラえもんの鈴をモチーフにした氷を作ることもでき、そのかわいいデザインから、香港の有名な旅行雑誌「U Magazine」や「Weekend Weekly」などのSNSで紹介されており、「買わなければならない」や「日本で旅行をした時買ってよかった!」などのコメントが多く上がっている
同じチェーンレストランでも、自分の国で販売している商品と日本で売っている商品が違うため、どこまで違うのか知りたく、食べてみたい外国人が多い、と筆者は思っている。そのため、訪日外国人の増加と共に、インバウンドは日本の和食レストランだけではなく、外資系ファーストフードチェーンにもプラスの影響を与えられるだろう。
編集者:オスカー チャウ
Latest News
-
NEW コラム
中国「618商戦」、進化する販促戦略と日本ブランドの中国進出のチャンス
-
NEW コラム
2025年最新版|韓国MZ世代に人気の食トレンドTOP10 〜SNSから読み解く消費行動〜
-
NEW グローバルニュース
韓国のDaiso、健康食品の取り扱いを開始…日本商品のニーズにも対応
-
NEW コラム
韓国の連休シーズン到来、旅行需要は日本へ?6月大統領選・10月大型連休がもたらす影響とは
-
NEW グローバルニュース
261年ぶりに再現された航路…大阪万博を前に日韓交流の象徴「朝鮮通信使船」が到着
-
グローバルニュース
Google検索利用回数がAIの拡大により減少、AppleはSafariに生成AI(人工知能)を追加しようと計画