訪日外国人の消費パターンの変化とは?
訪日外国人は増えているが、消費単価は減ってきている。しかし、彼らは日本の商品に興味がなくなったわけではなく、ただ消費パターンが変わっただけである。日本を訪れる時は主に文化を体験し、欲しいものを一部店舗で買い、帰国後にECサイトで購入する人が増えている。そのトレンドによって、訪日外国人向けのECサイトも増加している。
例えば、九州旅客鉄道(JR九州)の子会社「JR九州ドラッグイレブン」は11月1日から、多言語対応できる越境ECモール「DOKODEMO」に出店している。訪日外国人から「帰国後も利用したい」という声があがっているため、化粧品や健康食品、日用品などの商品を出品している。来日する予定の外国人を店舗に送客することも目指している。また、ドンキホーテホールディングスは10月から訪日外国人向けECサービス「majica Premium Global」を一部店舗で導入している。「majica Premium Global」に登録すると、帰国後にも専用サイトやアプリから希望の商品を注文でき、自宅へ商品を配送してもらえるサービスである。今後、訪日外国人に買い物をしてもらうために、ECサイトをもっと活用しないといけなくなるだろう。
編集者:オスカー チャウ
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