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アメリカ すべての海外渡航の中止求める勧告を解除
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アメリカ国務省は、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ことし3月に国民に出していた、すべての海外渡航の中止を求める勧告を解除し、国ごとに渡航情報を出す従来の方式に戻しました。
・状況に応じて渡航情報 従来の方式に戻す
アメリカ国務省はことし3月、世界各地で新型コロナウイルスの感染が広がったことを受け、アメリカ国民に対して、すべての海外渡航について、4段階の渡航情報の中で最も厳しい、渡航の中止を求める勧告を出しました。
これについて国務省は6日に発表した声明で、「一部の国では安全状況が改善する一方、状況が悪化する可能性がある国もある」として、一律に海外渡航の中止を求める勧告を解除し、国ごとの状況に応じて4段階の渡航情報を出す、従来の方式に戻したことを明らかにしました。
・日本への渡航 4段階中2番目に厳しい「再検討を求める」
このうち、日本への渡航については、「新型コロナウイルスは東京や日本の多くの地域で依然として深刻な懸念になっている」として、4段階の中で2番目に厳しい「再検討を求める」としています。
一方、感染拡大が深刻なブラジルやインドなどは、引き続き「渡航の中止」を求めています。
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