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桜の影響で、3~5月にタイなどの訪日外国人が増加予測 地方へも拡大
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楽天は春の訪日客の旅行動向を発表した。旅行予約サイト「楽天トラベル」が3月19日から5月15日までの予約人泊数に基づいた調査だった。前年同期比だと、55.4%の増加だったという。人気エリアとしては、東京都、京都府、大阪府、沖縄県、福岡県、北海道、愛知県、神奈川県、岐阜県、山梨県と順になった。観光客数の伸び率が最も高かったのは、茨城県と埼玉県だった。理由は、茨城県に「日本さくら名所100選」となっている「かみね公園」があるからだ。埼玉県で、舟遊などを楽しむ「桜まつり」の開く予定があるからと推測する。
また、宿泊予約が多いのは中国、台湾、香港、タイだった。特に訪日タイ人は注目されている。タイの旧正月の間に(4月13日~15日)、訪日タイ人は前年と比べると、26.1%で増えている。実は、楽天の調査以外にも、JNTOが先週発表した、2月訪日外国人動向調査によると、タイなどの東南アジアからの訪日客の伸び率は2 月として過去最高だった。ベトナム人の伸び率は85.5%増も記録した。その勢いを見ると、やはりインバウンドの各業界は東南アジアの市場に、力を入れなければならないのではないか。
参考:マイナビ「訪日外国人が春に訪れる都道府県ランキング–茨城県、埼玉県などが急上昇」2016/03/22
http://news.mynavi.jp/news/2016/03/22/175/
編集者:オスカー チャウ
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