ドコモのdポイント、訪日客も会員に
5G時代がを間近に控え、インバウンド市場でもキャッシュレス化やMaaSなど、東京オリンピックのインフラ整備に足踏みを揃え、訪日外国人のより便利なモバイル通信環境の構築が加速化しています。
通信大手のNTTドコモは7月29日、訪日客や海外に在住する人が自社のポイントサービス「dポイント」に登録できるようにしたと発表しました。これまで会員登録用のサイトは日本語のみでしたが、英語と中国語、韓国語に対応、英語圏をはじめ中国、韓国、タイやベトナムなど東アジア・東南アジアを中心とした12の国と地域が対象で、今後登録可能エリアを拡大するとのこと。
外国人会員は国内同様、無料で登録ができ、dポイント会員になった訪日客は、駅や飲食店、ホテルやコンビニなど全国約10万カ所で利用できるドコモのプリペイド式Wi-Fiの1日無料クーポンを提供します。このほか国内のdポイント加盟店で利用できるクーポンも用意する予定です。
ドコモの無料Wi-Fiは、現時点では国内のドコモとの通信契約者のみ無料で利用でき、これらを訪日外国人が利用するためには有料のプリペイドWi-Fiが必要でしたが、2020年4月~6月にはその対象をdポイントの会員に変更、訪日客もdポイントの会員に登録すれば、無料でWi-Fiを利用できるようになるそうです。
ドコモの「dポイント」はドコモとの通信回線の契約がなくても登録ができ、現在約7000万人以上の会員を持っています。海外ではハワイやニューヨークなどの飲食店や小売店で利用できるほか、台湾や韓国の小売企業とも提携しています。
この他にも、訪日客にWi-Fiを無料で提供する動きは広がっており、6月から5カ国語に対応する公共エリアでの無料Wi-Fi事業を始めた「USEN」は、Wi-Fiがあまり普及していない全国の商店街や公園、駐車場などを対象に、今後2年で5万カ所の導入を予定しています。
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