「福岡から四国にどうぞ」インバウンド客集積地に熱い視線 誘客狙い高速バスも
インバウンド(訪日外国人旅行)客が急増する福岡都市圏に、九州だけでなく、西日本の各地域が注目する。地元の空港・港湾へ海外からの直接誘客は限界があるとして、福岡に入国した後のインバウンド客を、呼び込もうという狙いだ。今月19日には、福岡から四国行きの高速バスが運行を始めた。
19日午後9時過ぎ、商業施設、キャナルシティ博多(同市博多区)に、一台の高速バスが到着した。琴平バス(香川県琴平町)が運行を始めた夜行高速バス「コトバスエクスプレス福岡」だ。1日1往復で、福岡市からは香川・高松経由で徳島・鳴門に向かう。座席は3列シートで、周囲とを仕切るカーテンやトイレも設けた。料金は片道7200円程度に設定した。
この日の初便は、福岡市で人気アイドルグループ「嵐」のコンサート開催されたこともあり、28席すべてが完売したという。
新路線はこうしたコンサートや、年末の帰省需要で予約は好調だという。ただ、琴平バスの真の狙いは外国人客にある。
同社の担当者は「東京や名古屋と、四国を結ぶ高速バスは1割前後が外国人客です。福岡は外国人客が急増しており、同程度の外国人客の取り込みを目指したい」と語った。
福岡側の発着所には、外国人客による「爆買い」が盛んなキャナルシティを選び、ポスター掲示を計画するなど、認知度の向上を狙う。
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