ムスリム|GMTI(世界ムスリム旅行指数)2019、日本は非ムスリム国で共同3位
世界130か国を対象にムスリム旅行客の観光インフラを評価する、GMTI(Global Muslim Travel Index、世界ムスリム旅行指数)の2019年度の順位(Mastercard-CrescentRating共同)が発表されました。この順位は、OIC(イスラム協力機構)加盟国と非OIC国のカテゴリに分けてランキングされ、ムスリム旅行者に対しての親密度・環境・コミュニケーション・アクセス・便宜性・サービスなどの評価をもとに作成されます。
OIC加盟国の1位は、昨年同様の「マレーシア」が選定され、今年は観光産業への投資およびインフラ構築が評価された「インドネシア」が共同1位となりました。
非OIC国の順位を見ると、上位3位が昨年同様で「シンガポール」「タイ」「イギリス」と続く中、共同3位が昨年より1ランクアップの「日本」と、2ランクアップの「台湾」で、「韓国」「スペイン」「フィリピン」が初のTOP10入りとなりました。
2018年度の全世界におけるムスリム観光客は1.4億人、その経済規模は約2000億ドル(22兆円)と、世界の観光産業の10%を占めるといわれ、年々右肩上がりの市場です。
訪日インバウンド業界でも「ハラル」などのキーワードで注目されており、最近のムスリム旅行客向けの積極的な受け入れ態勢の整備が、今回のランクアップにつながったものと思われます。
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