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台東区立上野中学校の職場体験学習で 「インバウンド×広告」の特別授業とワークショップを実施

株式会社グローバル・デイリーは、広告会社として2025年11月20日、台東区立上野中学校の職場体験学習プログラムの一環で、中学生を対象に「インバウンド×広告ビジネス」をテーマにした特別授業およびワークショップを実施しました。

地元の台東区に根ざす企業として、次世代を担う中学生が「日本と世界をつなぐ仕事」に触れ、自分たちの暮らす街や観光の未来について考えるきっかけをつくることを目的とした取り組みです。

インバウンドとは何か、日本の未来と結びつけて学ぶ

午前のプログラムでは、まず「インバウンドとは何か」という基本的なテーマからスタートしました。
訪日旅行者が日本でどのように過ごし、観光・買い物・食事・アニメやゲームの“聖地巡礼”など、どんな体験を楽しんでいるのかを、写真や動画を交えながら紹介。生徒たちは、身近なスポットが世界中の旅行者にとって特別な場所になっていることを知り、興味深そうにスライドを見つめていました。

続いて、日本の人口減少や高齢化といった社会課題にも触れながら、国内市場の縮小とインバウンド需要の拡大について解説しました。
「日本の中だけのお客さま」が減っていく一方で、「世界から日本を訪れるお客さま」が増えている現状を示し、観光やインバウンドが日本の地域経済を支える重要な要素になりつつあることを、中学生にもわかりやすい言葉でお伝えしました。

グローバル・デイリーの役割と、SNS時代のインバウンド広告

プログラムの後半では、グローバル・デイリーが手がけるインバウンド広告ビジネスについて紹介しました。
中国・香港・韓国・台湾をはじめとするアジア圏や、欧米、そして日本に住む在留外国人に向けて、日本各地の観光地や商品をどのように発信しているのか、実際の事例をもとに説明しました。

特に、生徒たちの関心が高かったのは、SNSやインフルエンサーを活用したプロモーションです。
外国人クリエイターによる旅行動画や、在留外国人のリアルな口コミが、世界中の人々の旅先選びに大きな影響を与えていること、1本のショート動画や1つの投稿が「行列のできるスポット」を生み出すこともあるという話に、教室からは驚きの声が上がりました。

一方で、人気観光地への集中によるオーバーツーリズムや、文化・マナーの違いから生じるトラブルといった課題についても取り上げました。
「悪意があるわけではなく、単にルールや背景を知らないだけ」というケースも多いことを踏まえ、広告や情報発信を通じて、わかりやすくマナーや文化を伝えていくことの大切さを共有しました。

「インバウンド広告プランナー」としてミニ広告づくりに挑戦

午後のワークショップでは、生徒一人ひとりが「インバウンド広告プランナー」になりきり、チームごとにミニ広告を企画・制作しました。
テーマは、

  • 日本のおすすめスポットを紹介する広告
    もしくは

  • 日本で守ってほしいマナーやルールを伝える広告

どこの国・どの年代の旅行者かなど誰に向けたメッセージか」「何をPRしたいのかしてほしいのか」「どんなキャッチコピーで伝えるのがよいか」「どんなビジュアルなら心に残るか」といったポイントを、グループで話し合いながら形にしていきました。

あるチームは温泉での入浴マナーをテーマに、日本人が大切にしてきた“場の空気”を短い言葉に凝縮しようと試行錯誤していました。
また、別のチームは美術館の楽しみ方とマナーを組み合わせ、「迷いながら歩くからこそ、新しい作品との出会いがある」という世界観をポスターで表現。
中国からの旅行者を想定し、「ルールを知って守ることが、みんなが快適に過ごす第一歩になる」というメッセージを丁寧に伝えようとするチームもありました。

発表の時間には、それぞれのチームがターゲット設定やコピーの意図、デザイン上の工夫などを堂々と説明。
教室は、実際の広告プレゼンテーションさながらの雰囲気となり、互いのアイデアに大きな拍手が送られました。

「ダメ!」ではなく「どう伝えるか」を考える機会に

今回のプログラムを通じて、生徒たちはインバウンドの「良い面」だけでなく、オーバーツーリズムやマナーの問題と向き合いながら、「どうすれば相手にも気持ちよく受け取られる広告にできるか伝えられるか」を自分たちの言葉で考えました。
単に「ルールだから守りましょう」と訴えるのではなく、その背景にある地域の暮らしや文化への思いを、やさしく、わかりやすく伝えることこそが、広告やコミュニケーションの役割である──。そのことを、中学生なりの視点で捉えてくれた様子が印象的でした。

地域に根ざした企業として、次世代の学びを支援

グローバル・デイリーでは、インバウンド広告会社としての知見を活かしながら、地域に根ざしたキャリア教育・国際理解の機会づくりに今後も取り組んでまいります。
今回の台東区立上野中学校での職場体験学習をはじめ、学校や教育機関との連携を通じて、日本と世界をつなぐ仕事への理解促進や多文化共生や観光のあり方について考えるきっかけづくり、将来のキャリアを主体的に描く力の育成に貢献していくことを目指します。

当社はこれからも、「世界と日本をつなぐ」企業として、事業活動に加え、次世代育成や地域社会との協働を通じたCSR活動を継続してまいります。