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中国南方航空、年内に日中直行30路線を新たに開通―中国メディア

2015年6月12日、人民網によると、中国南方航空(南航)は10日、東京で新路線に関する説明会を開催した。同社日本支社の呉国翔(ウー・グオシアン)社長は、「南航および傘下のアモイ航空、四川航空は年内に中国と日本の各都市を直行便で結ぶ30の新路線を開通する計画だ。既存路線の便数も大幅に増やす」と話した。

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呉社長によると、南航は今年5月、静岡、名古屋、大阪など日本の各都市と中国12都市を結ぶ新路線を続々と開通した。さらに、今後2カ月以内に、日本の5都市と中国の12都市を直行便で結ぶ20以上の新路線を開設する。今年8月、南航は初めて東京の羽田空港に就航する。その時点で、弊社が就航する日本への定期路線は12路線に達する。

今年は中国人観光客の訪日観光市場が急速に成長すると見込まれる。現在の情勢がこのまま続けば、訪日中国人観光客数が年間400万人を突破することは確実であろう。南航が設ける新路線の最大の特徴は、中国内陸部、特に中西部の都市と日本を直行便で結ぶ点にある。これらの内陸部都市のほとんどは、南航の就航によって、今回初めて日本と直行便でつながる。新路線の開通により、日中両国の人々の往来がより便利になり、経済・観光分野での両国の交流が促進されるに違いない。

日本を訪れる中国人観光客の大幅な増加とは対照的に、中国を訪れる日本人観光客は減少している。そこで、南航は、日中両国の商務渡航ニーズを満たすほか、新路線の開通を機に、桂林などいくつかの就航都市や日本人観光客に人気がある観光都市を訪れる日本人観光客が増えることを期待している。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)