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2017年上半期の台湾観光客の旅行動向と下半期の予測

旅行検索エンジン「KAYAK」は、6月1日に2017年上半期の台湾人の旅行動向を発表した。調査によると、上半期の人気の検索観光地10位の中、日本は最上位の3位を獲得し、1位は東京、2位は大阪、3位は沖縄となったようだ。その結果からわかることは、台湾人は旅行地を選択する時に、やはり距離が近い日本を優先的に考えるということだ。

旅行行程を立てるタイミングに関しては、月曜日〜水曜日の夜10時に旅行情報を収集するのが多く、出発日は土曜日を選ぶ人が最多らしい。平均の準備期間だと、出発する前の49日から予定を立て始めるそうだが、日本、韓国は人気観光地のため、二ヶ月前から準備するのが多いようだ。

なお、上半期の海外旅行のピークは、2月の228連休、4月の清明節及び5月の端午節の連休であった。下半期の動きとしては、各シティーのベスト観光時期が、大体12月頃だと考えられ、旅行先の趨勢は、1位大阪、2位東京、3位沖縄と予測されている。

有給を取らないと、長期間の連休ができないという台湾の現状もあり、一週間以内の休みにどこに旅行先に行くかは重要だ。KPOPが流行っている中、旅行先の選択として、相変わらず日本が選ばれているのには、台湾人が心惹かれる日本の文化や自然がまだたくさんあるからだと推測できる。訪日台湾人は年々増えており、人気の都会圏だけではなく、地方の魅力ももっと発信できれば、日本特有の魅力を台湾人か世界の人々にもっと知ってもらえると、筆者は考えている。