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訪日外国人、情報収集の最新トレンドとは?

Googleが、2016年のインバウンド旅行キーワードの検索トレンドを発表した。発表によると、最も検索された旅行先は日本であることが分かった。検索は2015年より26%の増。トレンドの特徴としては、日本に来てからまた旅行情報を収集する人が増えている。自分がいる場所の近くで何がすぐできるかを調べる人が多い。例えば、“Sushi near me(近い寿司)”や“Sushi Place Near Me(近い寿司レストラン)”などの検索は増加している。モバイルでの調べはさらに2015年より50%の増になっており、PCの約3倍だった。訪日外国人の情報収集は明らかにモバイル化になっている。旅行の前にすべての日程を立てるよりは旅行中にやりたいことを思った瞬間にすぐ調べ行動するのがスタンダードだ。

また、他のトレンドとしては、観光地の検索が細かくなっている。「六本木」(79%増)や「お台場」(71%増)など小さい地域の検索は、「東京」(24%増)や「日本」(21%増)など大まかな地名より多い。理由はリピーターが増えているからだろう。マーケティングプレシャスデイズが1月24日発表した「訪日旅行実態調査」によると、現在、台湾と香港からの観光客は95%超もリピーターであり、香港では4人に1人当たりが11回以上日本を訪れたことがあるようだ。リピーターが日本に詳しいため、客数が多ければ多いほど細かく日本のことを調べるのが当然といえるだろう。

上記を見ると、「旅行情報の収集がモバイル化」や「旅行先に到着してからまた情報を調べる」、「検索が細かくなる」は訪日外国人の最新トレンドだろう。

編集者:オスカー チャウ