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訪日外国人向けの通訳サービスは足りているだろうか。

今訪日外国人向けの通訳サービスが国内で増えている。KDDI、KDDI総合研究所、三和交通、境交通は12月20日から来年3月まで「東京観光タクシー」において、多言語音声翻訳システムの導入を始めた。運転者と外国人の乗客は車内のタブレットとマイクを通して目的地のイメージ画像や映像を再生しながら会話ができる。また、東京メトロは12月31日からメガホン型翻訳機を導入すると決定している。音声を繰り返すことで、あらかじめ登録した定型文(約300パターン)と照合し、4か国語で翻訳して拡声する。リアルタイムには翻訳できないが、初詣などの大規模イベンや、非常時に活用できるという。

しかし、通訳サービスは本当に足りているのだろうか。北海道では12月23日から、積雪が12月としては50年ぶりの90センチを記録した。空港では200便以上が欠航になっており、混乱していたようだ。香港の新聞は、空港のスタッフが上手く言葉に対応できないため、謝るしかできず、外国人の質問に答えられなかったと取り上げている。もちろん、外国人向けの通訳サービスは徐々に改善しているが、上記の事件を見ると、今後より多くの場面で外国人に上手く対応できるように、改善していかなければならないだろう。

編集者:オスカー チャウ