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(予測)2017年 訪日中国人にヒットするかもしれない商品:「ベビーキッズ用品」、「カルチャーグッズ」

株式会社トレンドExpressは2016年訪日中国人消費動向についての調査結果を発表した。中国のSNS上の500万件以上の投稿をもとに、日本で買った商品のランキングを作っている。カテゴリー別では、一番人気なのが「コスメ・美容用品」であり、続いては「衛生・健康用品」と「医薬品」となっている。

また、2017年に一番中国人に求められそうな商品としては、「ベビーキッズ用品」であるという。理由は、中国の「一人っ子政策」が2015年から廃止されているためだ。香港の新聞「SCMP」によると、「二人っ子政策」を施行しているため、今後中国では毎年300万人の子供が増加し、「ベビーキッズ用品」の需要が伸びると予想されている。今年、現地では「ベビーキッズ用品」の市場は33.78兆円になると予測されており、今後さらに増える可能性も高いという。例えば、「ベイベイ」という中国の一番大きなベビー用品のECサイトでは、2017年の売上が2016年より2倍の1680億円に増えると予測されている。

そのほか、日本のアニメが中国で流行っているため、「カルチャーグッズ」も来年訪日中国人に人気になる可能性が高い。2015年では中国への輸出売上が2014年より79%増の約350億円となっている。動画サイトも人気アニメの著作権を購入するため、競い合っている。例えばだが、「銀魂」の1話の著作権は1170万円以上となっている。日本のアニメは人気が高いため、関連グッズを買いたい中国人も増えるだろう。

上記を見ると、2017年のインバウンド動きとしては、「ベビーキッズ用品」、「カルチャーグッズ」のトレンドが要注目となるだろう。

編集者:オスカー チャウ