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エコに対する 海外の取り組みは?

アリババ(阿里巴巴)は、中国ローンチ・ヴィークル技術研究院などと連携して、宇宙事業プロジェクト「奇聚太空計画」を共同でスタートする。ロケットから脱落した材料を利用した製品制作もプロジェクトの1つだ。ローンチ・ヴィークル「神舟11号」の廃材料で作られた傘やアクセサリーボックス、保温マグなどが、販売される予定となっている。
また、インドでは電線から銅を取り出すための野焼きで、大気や土壌汚染が課題になっている。三立機械工業は廃電線の被覆をはぎ取り、内部の銅を回収する機械を開発。政府開発援助(ODA)を活用し、インドの環境改善に乗り出している。
日本人のエコに対する関心は減少傾向にある。内閣府は26日、地球温暖化やオゾン層破壊などの環境問題に「関心がある」「ある程度関心がある」と回答した人は合わせて87.2%で、2007年の前回調査に比べて約4.9ポイント減少している。海外でリサイクルなどのエコに対する意識が高まる中、日本人の意識の変化が海外水準で高まることが期待される。

編集:藤田 奈々