検索
Close this search box.

News ニュース

イスラム教徒を誘致するためのインバウンド戦略とは?

今、イスラム教徒の訪日外国人向けのサービスや施設が日本で増えている。例えば、最近河口湖の近くに、イスラム教徒専門ホテル「シャリアホテル富士山」がオープンした。ハラール食や礼拝用の部屋、清める場所などをすべて提供している。客室や食堂に聖地メッカを指す矢印のシールを用意しているため、館内のどこでも拝むことができる。日本ハラール認定推進機構によると、これは日本で初めてムスリム向けホテルのようだ。また、東京都内のみならず、イスラム対応できる飲食店は兵庫県などにも拡大している。インドネシアやマレーシアなどイスラム教徒が多い国からの訪日外国人が増えているが、実は、中東からの外国人はまだ少ない。JNTOによると、2014年は約6万人しか日本を訪れていない。ただし、日本政府は2020年までに100万人のイスラム教徒の訪日を目指している。彼らを誘致するため、日本の魅力を伝えるほか、上記のように受け入れ環境を整備しなければならないだろう。

編集者:オスカー チャウ