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インバウンドのトレンドはやはり体験型旅行

今年に入ってから、訪日外国人向けの体験型旅行は日本国内で増えている。体験は和食料理づくりや着物の着付けなどだけではなく、種類が多い。例えば、旅行代理店ベルトラは外国人向けに墨絵や相撲の朝稽古、芸者などの体験ができるプランを取り扱っている。体験を重視する外国人が増えているため、同社の英語サイトで扱う体験ツアーは2014年の133件から今年の3000件に激増している。また、東京のみならず、外国人を誘致するため、地方も様々な体験ツアーに力をいれている。楽天トラベルは金沢ならではの伝統文化や修行体験などをテーマに、体験型プランも積極的に扱っている。また、石川県観光物産館は外国人に和菓子など料理教室を開いており、平日でも約100人が参加している。2015年の参加者人数は2014年より50%で57,000人に増加。一番忙しい時は、1日だけで600人も参加し、キャンセル待ちをしなければならないほどだ。上記を考えると、体験型旅行のニーズは増え続けていることがわかった。今後インバウンドが成長し続けるように、体験型旅行にもっと力を入れなければならないだろう。

編集者:オスカー チャウ