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訪日旅行者の美容サービス利用、アジア4カ国の女性に聞く「美ンバウンド」の可能性

リクルートライフスタイルの美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は、アジア4カ国の3年以内に訪日経験がある女性を対象に実施した、日本での美容サービス利用に関する実態・意識調査の結果を1月23日に発表しました。

調査は、中国(上海市、北京市、広州市、大連市)、香港、台湾、韓国のいずれかに居住し、3年以内に1回以上の訪日観光経験がある20~49歳の女性800人(各国200人)を対象に、2019年12月11日~20日の期間に実施しています。

調査結果を見ると、対象者のうち日本で何らかの美容関連サービスを経験したことがある人は22.6%でした。

日本で利用したことがある美容関連のお店・サービスを尋ねた質問では、「美容室/ヘアサロン」(19.2%)、「ホテルスパ・宿泊施設に併設のリラクゼーションやエステ」(18.2%)が上位となっています。

また、直近の日本旅行で、美容関連サービスを利用した旅行者のほぼ全員がサービスに「満足した」と答えており、満足した点としては「施術が上手」「清潔で衛生的」が上位を占め、利用した美容関連のお店・サービスの情報源は、「日本に来てネットで調べた」「自国内で事前にネットで調べた」「宿泊施設の紹介・チラシ」が5割に達しています。

日本旅行での美容関連のお店・サービス利用にあたって、あらかじめ予約したかを尋ねた質問では、約8割が「予約して来店」したと回答、訪日外国人の予約利用傾向が高いことがわかります。

今後の、日本での美容関連のお店・サービスの利用意向については、「ホテルスパ・宿泊施設に併設のリラクゼーション・エステ」が最も多く、日本での美容関連のお店・サービスの利用経験がある人に限定すると、全てのジャンルで「利用意向あり」が8割を超えており、インバウンド市場における所謂「美ンバウンド」のポテンシャルは高いものと想定されます。

  • 参照元:BCN+R(https://www.bcnretail.com/market/detail/20200127_155449.html)