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日本産米をフランス・パリへ輸出拡大事業

日本産米をフランス・パリへ輸出拡大事業

グローバル・デイリーでは、海外に向けた情報発信プロモーションの他にも、海外市場開拓のお手伝いも行っています。

今回は、丸紅株式会社様の日本産米の海外輸出拡大サポートの事例についてご紹介いたします。
フランスでアジア食材を扱い、3000店舗のアジアレストランをお客様として持つ現地卸会社と連携し、フランスにおける日本産米の販路拡大、輸出拡大事業のサポートを行いました。

農林水産省は、平成29年9月に、コメ・コメ加工品の輸出目標「600億円」の目標年次である平成31年に向け、コメの輸出量を10万トンに拡大するため、農林水産大臣の下、「コメ海外市場拡大戦略プロジェクト」を立ち上げました。
この取り組みの中で、丸紅株式会社様は輸出拡大を後押しする戦略的輸出事業者に選定されました。

フランスを新しい市場及び主軸地として、欧州における日本米市場の創出、スタンダードの確立に動き出しました。


本物の日本米を食べましょう!使いましょう!


上記理由から、本イベントは愛知県産「あいちのかおり」、徳島県産「コシヒカリ」の輸出拡大を目的とし、フランスでの販路を作るきっかけづくりのために実施されました。

フランスの主食は、パンです。さらに、フランスでイタリア産やアメリカ産の日本米の食味に似た短・中粒種であるジャポニカ米が既に安く販売されている中で、どのように日本産米の魅力を伝えていくかということも重要です。

実際のイベントでは、4種(アメリカ米、イタリア米、愛知米、徳島米)の食べ比べや日本人シェフによる調理デモンストレーション、現地飲食店との商談会、飲食店の企業情報集めアンケートを実施しました。

※イベント会場様子

イベント会場様子

これらのイベント内容を通して、ターゲットとなる現地飲食店のオーナーからフランスに流通するお米実情や意見などを吸い上げることができ、また、実際に食べてもらうことで日本産米の魅力を届けることができました。

例えば、『愛知県産「あいちのかおり」はお寿司用に、徳島県産「コシヒカリ」はお弁当用に合いますよ』とそれぞれの銘柄特性を説明していましたが、世界的なお寿司ブームということもあり、愛知県産米の方が注目されがちでした。お弁当の需要はまだまだ少なく、このことから徳島産米の使用方法についての課題も発見することができました。また、現地のアジアレストランで一番重宝されているお米についての情報もアンケートから知ることができ、現地のリアルな情報収集にも成功しました。

※制作物ポスター&チラシ

制作物

今後は、さらにフランスを主とした欧州エリアでの日本米に対する認識のボトムアップを図るべく、日本米スタンダードの確立や数量拡大のためのプロモーション部分でお手伝いさせていただく予定です。

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