
韓国|【データ分析】韓国スマートフォン市場2025:Samsung 72% vs Apple 24%が示す訪日マーケティングの新常識とは?
韓国スマートフォン市場 2025
Samsung 72%、Apple 24%が語る新しい現実
調査期間:2025年7月1-3日 | 対象:全国成人1,001名 | 標本誤差:±3.1%ポイント
韓国の調査機関Gallup Koreaが先日発表したスマートフォン関連調査結果が、韓国国内で大きな注目を集めています。13年間にわたる継続調査から浮かび上がったブランドシェアの変化は、単なる市場動向を超え、韓国人の行動パターンや価値観の変化を映し出しています。
特に訪日韓国人旅行者へのプロモーション戦略を考える上で、この調査データは重要な示唆を与えてくれます。なぜなら、スマートフォンの選択は単なる通信手段の違いではなく、その後の情報検索、決済手段、コミュニケーション方法まで決定づけるからです。
今回、この貴重な統計データをもとに、4回にわたって「データから読み解く韓国人旅行者インサイト」をお届けします。今日はまず、全体像を把握できるサマリーからご覧ください。
2025年韓国市場の現在地
Samsung
Apple
世代で異なる選択
20代ではAppleが優勢、50代ではSamsungが圧倒的な支持を得ています。この格差は技術採用パターン、UI設計、マーケティングチャネルの選択において、従来とは異なるアプローチの必要性を示唆しています。
職業が決める選択傾向
学生層ではAppleが70%と圧倒的で、事務・管理職でもApple 35%と全体平均を大きく上回っています。職業別の選択傾向は、ターゲット設定において年代以上に重要な要素となる可能性があります。
13年間の軌跡
Appleは13年間で10%から24%へと着実に成長を続けています。一方Samsungも最近3年間で66%から72%へと巻き返しを見せ、韓国市場での地位をより強固なものにしているようです。
注目すべき発見
Samsung 72%、Apple 24%という数字の裏には、これほど多様な韓国人の姿が隠れていました。20代はApple 60%、学生に至っては70%がAppleを選択する一方、50代はSamsung 89%という圧倒的な偏りを見せています。
もはや「韓国人向け」という一律なアプローチでは、この多様性に対応できないでしょう。次回は、この世代間格差がなぜ生まれたのか、そして訪日マーケティングにどう活かすべきかを詳しく見ていきます。
このコラムを書いた人

グローバル・デイリー / 広報部
韓国出身。旅行業やマーケティング会社の運営を通じて、インバウンドに関わる企画・販売・情報発信まで幅広く携わってきた。 実務で培った視点をもとに、現在は自治体や企業向けに、海外向けコンテンツの制作やセミナーを通じて、インバウンド施策を支援している。