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日本の無人島に旅行?!台湾旅行会社の今年の日本旅行の一押しとは?

ここ数年で、日本のあちらこちらで台湾人観光客に遭遇するのは、珍しいことではなくなった。訪日台湾人が増加する中、今年行われる台北国際観光博覧会の旅行会社からの日本旅行の一押しは、なんと、無人島でキャンプなどの日本秘境旅行であるようだ。

そうした旅行会社の1つである東南旅行会社では、「沖縄無人島の海辺でキャンプコース」を販売している。那覇市から船で20分の「ナガンヌ島」で、DIYのキャンプ、シュノーケリング、スキューバーダイビングなど海でのアクティビティはもちろんのこと、星空の下でのBBQや、7月から9月には、生まれたてのウミガメが海へ戻るシーンを見るチャンスもあるという、日本の自然をたっぷり体験できるコースを提供している。

ezTravelでは、「北海道道東廻り5日間」というコースを出している。台湾から帯広の直行便で、日本最後の秘境と言われる知床半島へ行き、その後は、釧路湿原国立公園、摩周湖、阿寒湖などを廻り、さらに温泉と道東グルメも体験するというフルコースのコア旅である。

物から事へ、都市から地方へ、さらに日本人さえあまり旅行に行かないところに進出している台湾人。そこに、地方創生のチャンスがあると思っている。訪日台湾人はほとんどがFIT(個人旅行者)だと知られているが、こうした秘境ツアーの団体旅行者からの口コミにより、地方や秘境でもどんどんFITの台湾人観光客が流れ込んでいくのではないかと、筆者は考えている。