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日本旅行が大好きな台湾人に対する、カード会社からの新しい取り組みとは?

台湾人の日本旅行に対する情熱が続いている。カード会社Visaの最新の「旅行意向」調査によると、予算を考えずに選ぶ海外旅行の目的地のランキングでは、日本が39.9%で1位になっており、続いて北欧(27.8%)、フランス(20.3%)、アメリカ(19.4%)という結果になっているようだ。

この日本旅行ブームに対し、各カード会社は、台湾人に向けてより新しいお得な情報を出しているようだ。JCB は、6月末までに、東京、千葉、横浜、京都など日本各地の9つの展望台にJCBカードを見せるだけで、無料で入場できるサービスを展開しており、Mastercardでは、六本木ヒルズ森タワーと連携し、5月末までにMastercardで消費して指定のクーポン券をダウンロードすると、114軒の飲食店の専属割引がもらえるキャンペーンを行っている。

そのほか、Visaカードでは、ビックカメラ、ソフマップ、コジマ、ヨドバシカメラで一定の免税消費額を満たすと、5%引きができ、伊勢丹、三越、高島屋などの百貨店では、免税消費額が5万円に達すると、1000円相当の三越伊勢丹グループのギフト券がもらえるようだ。

予算を考えないという条件でとった調査でも、日本が1位に輝いていることから、台湾人の日本旅行への好感度が感じられる。そうした台湾人に対し、様々な取り組みをしている企業は、そうした活動により、訪日台湾人の動向の情報も手に入れられ、台湾人からの好感を得ることができるだろうと、筆者が考えている。

編集者:NAOMI TSAI