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「和製英語」ではなく本物の英語だ! 日本語の言葉が英語の語彙になっている理由とは?

近年、日本語が語源となった英語の語彙が増えている。昔から、「寿司(sushi)」や「芸者(geisha)」、「アニメ(anime)」などの日本語由来の英語はよく使われているが、最近では、「旨み(umami)」や「だし(dashi)」など、意味がもっと深い言葉も英語圏で幅広く利用されている。「The Japan Times」によると、そうした現象の理由としては、インターネットの普及や訪日外国人の増加によって、日本の文化が海外に広がっているからだという。例えば、「ボケ(bokeh)」とは、レンズの焦点の範囲外に生みだされるボヤけた領域の美しさという意味であり、元々日本の写真家の間で、よく使われていたが、現在では、海外の芸術家にもよく利用されている。また、「こんまり(Konmari)」という言葉も英語圏で流行っている。「こんまり」とは、「片付ける」という意味であり、「片づけコンサルタント」近藤麻理恵氏のニックネームである。彼女の本は海外で人気を博しているため、ものを片付ける時、「Konmariをする」という言い方を使う外国人が多い。

訪日外国人の増加と共に、外国人が日本人と触れ合う機会が増えているため、日本の経済だけではなく、文化にも大きな影響を与えるだろう、と筆者は思っている。今後、訪日外国人がもっと増えると予測されているため、日本語の言葉がどのように外国語に影響を与えていくのかに、注目しなければならないだろう。

編集者:オスカー チャウ