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日本の不動産に投資する外国人が増加 その現状とは?

最近、日本へ不動産投資をしに来る外国人が増えている。外国人向け国内不動産サービスを提供する会社「リアルエステートジャパン」によると、自社のサイトを利用する外国人が2014年から3倍になったという。国土交通省によると、海外投資家が増えている理由としては、日本のマンション価格が海外より安く、2020年東京オリンピックの影響で資産価値が上がる可能性も高いからだという。例えばだが、近年、香港では東京や大阪のマンションを投資する人が増えており、経済新聞もよく日本不動産市場の記事を取り上げている。現地にある日本不動産会社「JP Housing」によると、東京や大阪などの都会では、約1,000~1,700万円で購入できるマンションもあるため、香港より圧倒的に安く(注:香港のマンションは基本的に4,000万円以上もかかる)、香港人に人気のようだ。

また、国土交通省は増加している海外投資家のニーズに応じるために、今年度内に外国人向けのマニュアルを導入しようと検討している。マニュアルは、海外と日本の不動産取引における慣習や手続き、税制の違いなどを解説する予定だという。分かりやすく説明できるように、多言語パンフレットや英訳リスト一覧などの付録もつく。

実は、筆者の周りにも近年、訪日外国人の増加につれてAirbnbなどの民泊のニーズが増えているため、日本の不動産に投資している外国人がいる。日本の不動産は海外投資者にも人気が高いため、今後の動向に要注目だ。

編集者:オスカーチャウ